新着情報
- 2024年6月25日(火)
- 情報・コラム頁に「全世界株式インデックスの話」を公開しました
- 2024年6月12日(水)
- 情報・コラム頁に『最近の債券投資詐欺の話~どうすれば「事前におかしい」と思えただろう?~』を公開しました。
- 2024年5月15日(水)
- 情報・コラム頁に「株式時価総額に関するここまでの国際比較」公開しました。
- 2024年5月10日(金)
- リスク教育研究会の頁にコラム「食べ物による子どもの窒息事故を防ぐために」が投稿されました
- 2024年3月17日(日)
- リスク教育研究会の頁にコラム「リスクの予測と選択的手段の想像力に関するセンスの醸成」が投稿されました
- 2024年2月16日(金)
- 情報・コラム頁に「資産形成の話⑩イギリス~名目GDPと株式時価総額」を公開しました
- 2024年2月9日(金)
- 情報・コラム頁に「資産形成の話⑨老後資金はいつまでに用意しなければならないのか(2)」を公開しました
- 2024年2月8日(木)
- 情報・コラム頁に「資産形成の話⑧老後資金はいつまでに用意しなければならないのか?(1)」が公開されました。
- 2024年2月4日(日)
- 情報・コラム頁に「資産形成の話⑦インド」が公開されました。
- 2024年1月30日(火)
- 情報・コラム頁に「資産形成の話⑥日本(円ベース)」が公開されました
Our Challenge
- 消費者のリスクリテラシー・保険リテラシー・金融リテラシーの向上に資する。
- 消費者の不安の増幅に依存しない商品・サービス提供者の質的向上に資する。
- 「消費者―商品・サービス提供者」のWin-Win 関係の構築に資する。
Concept
消費者としての私たちは、時に特定のリスクに対して不安を感ずることがあります。そして関連する様々な情報によってこの不安は次第に増幅し大きく育っていきます。このような場合、私たちは当然その不安を「なんとかしなければ」と考えます。
すると「なんとかしなければ」と考える私たちの前に、その不安の解消を標ぼうする商品・サービスがあらわれます。そして、その商品・サービスが本当に不安の解消に役立つのか定かでないのに購入してしまう。このようなことが生じてしまう可能性があります。 特定のリスクが「未知である」また「恐怖を覚える」性格を大きく持つ場合、私たちのもつ不安は必要以上に増幅されることがあるようです。このような私たちの不安の在り方は、自然なことでいわば「心理の盲点」といえます。
最近では「新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする健康食品や各種機器類等」が散見されます。消費者庁からは景品表示法あるいは健康増進法上の観点からこれら業者 に対しては改善要請が出されています。理由は「標ぼうする効果」が定かでないためです。「不安を増幅させてしまう心理の盲点を内在する消費者」と「不安を増幅して商品・サービスの販売促進に利用する提供者」。このような二者の関係は残念ながら現在も存在します。 しかしこの関係は消費者だけでなく商品・サービス提供者にとっても決して良い結果をもたらすことはありません。
商品・サービス提供者の視点で考えても、最終的に消費者が損失を被るような行為は、長期の健全な関係を阻害することになるからです。
以上のような考えから、弊社は「Our Challenge」を掲げ、取り組んでまいります。これによりリスク社会といわれる現在において適切なリスク対処行動を醸成する一助となるよう精進してまいります。